2020年1月22日水曜日

チヌらしいチヌ

1月22日(水)   中潮2日目


干潮 10時36分 95cm
満潮 16時05分 145cm


紀の川 ドッグラン前
フカセ釣り


2020年になって3度目の紀ノ川

例年、新年早々の紀ノ川のチヌフカセはまずまずの釣果のはずなのだが、今年の紀ノ川は少し変わっていて、1月なのにまだメッキが釣れていたり、小アジが釣れたりとちょっと水温が高いのかチヌの気配も少なく、型も小さいと聞いていた

そして3度目の紀ノ川ドッグラン前

AM6時過ぎ、解凍予約していたオキアミを引き取りコマセ配合


本日のレシピ

オキアミ3kg、チヌの宿3kg、生さなぎ黒鯛3kg

刺し餌は、GクリルL、コーン

本日も釣れますようにと心を込めてコマセを混ぜ混ぜ

AM6時30過ぎにドッグランに到着

いつもの場所へイソイソと・・・

クーラーボックスとバッカンで場所取り

まだ暗いので車で夜が明けるのを待ちます

それにしても今日は寒い

来る途中の阪和高速の気温計が-1℃に・・・

しかも風が冷たい (> <)

10分ほどで明るくなってきたので防寒着を着込んでフィールドへ・・・


天気予報は、晴れのち曇り時々雨と、微妙な天気

潮回りも微妙な感じではあるが、本日を逃せばしばらくの間天気が悪そうなので何としても本日はチヌの顔を見たい!

コマセをせっせと撒き固定仕掛けからのスタート

本日も激流です・・・

円錐ウキにトップを付けて黒く塗り、逆光対策をしてきていますが、太陽が水面に反射している所は全く見えず・・・

コマセを撒いて何投かしていると水面がざわつきだしました

やばいなぁー

ボラが興奮してきたなぁー

などと考えていると逆光ウキがスポッと水中に消え、ラインが走りました

やばい・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・


案の定・・・

いきなりボラですか・・・

まぁここ最近毎度の事ですが・・・

しかも百戦錬磨のボラ・・・

口には小生の針以外の針がハリス付きで2本も・・・

付いてるハリスや針の大きさ、ガン玉の大きさまでみんな同じサイズ

恐らくハリスは1.5号、針はチヌ針2号シルバー、ガン玉は5~7号

みなさん苦労してますねー

なんて思いながら釣り再開



ボラを掛けてから1時間経過・・・

固定ウキにコツコツとアタリが出始め


16cmの小アジが食ってきて

20分後


27cmのコノシロ追加

その18分後


15cmの小アジ追加

その3分後着水と同時にラインが走り、やはり・・・


ボラ・・・ 本日2本目・・・

まずい、このままでボラ祭りになってしまう・・・

ここで仕掛けを全誘導沈め探りに変更

ラインが走りコツコツっと手に伝わる生命感


ちょっとサイズアップの19cm

この辺からラインが少し走るアタリはあるものの針掛かりはせず、エサもかじる程度

フグでも突いているのかなぁー


やがて干潮時刻になり干底

ここで小休止、カップラーメンタイム



やはり冬の紀ノ川はカップ麺ですなぁー ゜。(p>∧<q)。゜゜


早朝は寒かったけど、朝日が昇って風も穏やかになって防寒着を脱げるくらいに気温も上がってきました

おなかも満たされ、休憩も終わって釣り再開

潮も動き出し、上げ潮になってきました

川下から川上へ流れる潮、この潮の時はチヌが釣れるような気がいつもします

がっ、コマセに群がるボラの群れ・・・

何とかこれをかわさねば・・・

コマセとは別の所へ仕掛け投入

着水後すぐにラインが走り竿先を持っていく・・・

ここで合わすとボラがかかるのでラインを送ってかわす!

それも虚しくボラはエサを咥えて走り出しました

ウリャァ!! (ノ-_-)ノ ~┻━┻・..。;・'

同サイズのボラ・・・

針を外して振り返ると転げ落ちてナチュラルリリース

紀の川に帰っていきました

気を取り直して再び仕掛け投入

ラインが少し走って止まって回収すると


16cmの小アジ

次の一投も同サイズの小アジ・・・

ナチュラルリリースで紀の川に帰っていきました

今日もチヌボーズかなぁー

チヌの引きってどんなんやったかなー

などと半分諦めモードで投入した仕掛けが馴染んで暫くするといきなり


ギュンギュン、ググーっと竿をひったくって沖合にまっしぐら


相当な引きです、頭を叩く引きなのですがこの走り方、この力強さはトドクラスのボラのすれ掛かりかスズキクラスのシーバスか?

硬めに調整したドラグもジリジリと音を立てて糸が出ます

06の鱗海で引き寄せた時にギラ燻し銀!

おぉー チヌや! しかもでかい!

久しぶりのチヌに思わず叫んでしまいました


50cmのタモ枠にギリギリサイズ?

いったか? 年無し?


測ってみたら3cm足らずの47cm

久しぶりの大物に興奮状態です

チヌらしいチヌに久しぶりに出会いました

その5分後の一投でラインが走り


20cmの小アジ

その1時間後、ラインが少し走り止まって再スタートで穂先を持っていきます

これも結構強い引き、沖合にむかって走りますがここで勢いダウン


こりゃちょっと小さいなぁー



それでも測ってみると35.5cmの良型の食べ頃サイズ

この後は続かず、コマセも切れてPM3時30分に納竿としました

何とかリベンジ成功、3度目の正直でチヌと呼べるチヌらしいチヌを釣る事が出来ました


本日の釣果
チヌ 35.5~47cm 2匹
コノシロ 27cm 1匹
アジ 15~20cm 5匹
ボラ 3匹



今年はいいサイズが出ないと言われていた紀の川でしたが、水温も下がってきていつもの紀ノ川に戻っていっているような気がしました

例年よりは1ヵ月ほど遅れているような気もします

2月に入ればもっと安定して良型チヌが釣れるのではなかろうかと思っています



今回の初物はいつもの居酒屋でお造りとアラの酒蒸しにしてもらって美味しく頂きました

47cmのチヌは翌日のメニューに・・・

和歌山産 活け〆 黒鯛ってメニューに (^0^)



チヌは下処理が大切なので、釣って持って帰るときは必ず〆て血抜きを完全に行うと臭みが全くなく美味しく頂けます

この作業をおろそかにすると不味くて臭いチヌになってしまいます

血抜きしたチヌを持ち帰ったらまず、内臓とエラを取り除き、血合いもしっかり水洗いして、キッチンペーパーなどでしっかり拭き取って冷蔵庫のチルドルームで保存してください

釣った日から翌々日くらいまではお刺身で美味しくいただけます

それでもまだ残るなら、昆布〆すると更に二日は美味しくいただけます



あっさりでゴリゴリした食感がお好きであれば釣った当日に

シットリして旨味のあるのがお好きであれば翌日以降に

小生の好みは釣った当日と三日目が美味しかったです












いつもチヌ師と呼ばれたいを見て頂きましてありがとうございます






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